聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

言葉っておもしろい。
今まで私はこの言葉を「質問する」ことだと思っていた。
間違いではないとは思うが。
しかし、最近思うところがあってこの言葉は、違う意味にも取れるな、と。
「人がらの言葉をきく」
という意味にも取れるんじゃないか。
事の経緯はこうだ。
先日六歳下の妹に、一般的な大人の礼儀みたいなことを教えた。というか、注意した。すると妹は、「はいはい私が悪かったです!すいませんでした!」と逆切れし一方的に電話を切った。
コレで私がムカッとしないわけも無く、その夜帰ってきたひでちゃんと夜中の二時まで妹のことを話し合った。
結論は、姉としていくら嫌がられようが言わなければいけないことは、言ったほうが妹の為、ということにはなったが。
そんな妹の行動や態度を見て、思ったことがコレである。
他人の振り見て我が振り治せ、がモットーの私は今その言葉をかみしめつつ、自分の行動をふりかえっている。

よく考えてみると、自分の悪いところを言ってくれる人って貴重だなって思う。
自分にとって耳が痛いことを言う人。
コレって自分にとってありがたいひとなんである。
私は妹とのやり取りが無ければ本当の意味でこの事実に気づくことは無かっただろう。
ある意味妹に感謝。
妹よ、早くお前も気づけるといいな。
お姉ちゃんは遠くから祈ることにするよ。
結局は自分で気づくしかないんだから。
早めに気づかないと、今までのような人生しか送れないよ。
人生変えたいならお姉ちゃんに頼りなさい。
あんたの人生変えてあげるから。