「ほ(ん)でくてね」

この言葉は、イントネーションが難しいかもしれない。
「ほ」にアクセントを置いてあとは山を下るようにちょっと早口で言う。
意味は
「わけがわからない」

でも標準語に直すとなんか違うんだよなー!

どういうときに使うか考えてみたけど、どういうときだっけ?

言葉って本と不思議なもので、考えなくてもするっとでてくるのに、考えれば考えるほど「ほんでくてね」ぐなってくる。
あ、こういう感じで使うんだった!

客観的に見ると本当に面白い言葉だと思う。
「ほんでくて」と「ね」にわけられるのかな。
「ほんでくて」って何だろう?
「ね」は、「ない」っていう否定の意味だと思うけど。きっと何かが無いんだろう。

田舎に帰って、同級生なんかとはなしすると、方言が自然とでて、まるで、子供の頃にタイムスリップしたかのような気持ちになる。

アニメのように、どんどん小学生の頃のわたしに、時間が遡っていくような、そんな錯覚を覚える。
やっぱり身に染み付いた言葉が、一番感情を表現しやすいのだろうな。
30歳になった今では恥じることなく、方言丸出しで生活している。

それは、二ヶ国語を話せるようで、なんか気持ちのよいものである。