不幸の競争

アニメの「十二国期」のなかで出てくる言葉だ。

「幸せ」と同じぐらい「自分は不幸だ」と思うことが、気持ちいいこと、とも。。。

たしかに、そうだ。

ちょっと違うかもしれないが、病院に行くと、おばあさんたちが、いかにたくさんの病気をしていて、いかに困難な病状だったかを競って離していたのを、思い出した。

人間はすべからく、そういう生き物なのかもしれない。

しかし、自分が一番不幸だと思うことは、ちょっとねじれた自己防衛。


例えば、わたしは糖尿病である。

一生治らない。食事制限、運動療法薬物療法をし続けなければいけない。

それに比べ、テレビで整形がどうとかやっているのをみて、正直馬鹿らしいとさえ思う。

しかしそれは、本人にとっては自殺を考えるほどの、悩みだろうと思う。


         「わたしのほうがつらい」


誰もが思ったことがあるであろう、この言葉。

つきつめると、人と比べるから、自分のマイナス面だけクローズアップされてしまうのだ。

こんなこと思ってゃいけない、とわかっていてもどうしても。。。。

いきなりは無理だ。

徐々に考えを変えていくしかない。

人は人。

わたしはわたし。

病気も個性。

病気のわたしにしか出来ないこともきっとある。

はじめは表面上でもプラス思考で行こう。

そのうち心のそこから、プラス思考人間にきっとなれると思う!

       「嘘もつきとおせば、真実に!」………………………………今日の一言