被害妄想?

五月に左目の手術と、転院による検査のため入院したことがあって、そのときいろいろ感じることがあった。
その中のひとつとして、栄養士さんとの面談があったときに感じたことを吐き出そうかな。

入院中二人の栄養士さんと会った。
最初の人は優しい感じで、私自身もいろいろと話を聞いてもらったり、質問したりして、有意義な時間をすごせた。「
しかし、腎症に詳しい栄養士さんとも面談することになった。

このひとが、うーん、ダメだった。
もうむかむかして、わたしは二度と会いたくない!

糖尿病食はカロリーだけをとりあえず気にすればいい。
それに対し、腎症は塩分と、たんぱくにも制限がかかる。
これはけっこうきつい。
そう訴えたわたしに、その栄養士さんは、

「生きていくためにはそんなにたんぱくも必要ないし、塩分だってこの量で十分だ。この制限された量でも多いくらいだ」
というようなことを言った。

わたしは心の中で思った。
じゃあ、あなたはそのような食生活をしているのか、と。

それは、たとえば、手にタバコのにおいが染み付いている医者に、
「そんなにタバコをすっていれば肺がんになるぞ。今すぐタバコをやめなさい」
といわれるようなものだ。

型どおりのことなら、本を読めばいい。
そんなことを求めているのじゃない。

今まで何人かの栄養士さんに会ったが、あの人以外は、少なくともそういうことはわかっていたように思う。

結局は、教科書通りに食事療法をやるのが一番いいってわかっている。
誰だってわかっている。
ただ、それは糖尿病患者にとっては一時のことではない。

一生続けていかなければいけないことなんである。

栄養士さんや看護士さんにはそういうところをケアして欲しいのだ。
正論なんて、言われなくてもわかっているのだから。

弱い部分を、認めて、励まして、背中を押して欲しい。

そう思うのは贅沢なことだろうか。。。